2012年2/19(日)第1回サイバーフォレストシンポジウム:インターネット森林観察サイトの運用と教育利用を開催します. | Cyberforest for Environmental Education (CF4EE)

2012年2/19(日)第1回サイバーフォレストシンポジウム:インターネット森林観察サイトの運用と教育利用を開催します.

下記の要領で、第1回サイバーフォレストシンポジウムを開催します。
参加自由・無料ですので、皆様ふるってご参加ください。
 当日はUstream中継も予定しています。 適宜 #cyberforest でツイットします.

第1回サイバーフォレストシンポジウム
「インターネット森林観察サイトの運用と教育利用」

1. 日時と場所
 平成24年2月19日(日) 13:30より
 場所:東京大学柏キャンパス環境棟5階講義室(553号室)
 ※当日は14時迄、エレベーターが5階に止まりません。中央階段も使えません。
  4階迄エレベータで来て、西側階段から5階にお回りください(当日現地に案内板を立てます)。
※アクセス:東大柏キャンパスはつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」からバス,東武野田線「江戸川台駅」からバス.常磐道「柏IC」から車で5分(正門で臨時駐車票登録で入れます)

  • http://www.k.u-tokyo.ac.jp/renewal/access/
  • 2. 参加自由で無料です. 
     なお懇親会は2000円,学生料金500円
     お願い:シンポ/懇親会とも当日飛び入り参加OKです.でも,可能できれば「参加予定!」メール連絡を頂けると助かります.特に懇親会はおおよその量を確保するためなどです.
    メールの宛先は cyberforestアットマークnenv.k.u-tokyo.ac.jp 宛迄お願いします.
     
    3. プログラム

    13:30-13:40 開会挨拶 斎藤馨

    13:40-15:10 セッション1「インターネット森林観察サイトの運用と教育利用の研究について」
     (1) 研究全体の進捗状況とシステム現状報告 : 斎藤馨(東京大学新領域創成科学研究科)
     (2) 信大志賀自然教育園フェノロジー観察と環境学習 : 渡辺隆一(信州大学教育学部)
     (3) 森林映像デジタル化と伝送手法 : 岩岡正博(東京農工大学農学研究院)
     (4) LiveEプロジェクトと遠隔授業 : 中山雅哉(東京大学情報基盤センター)
     (5) 理科教育と自然観察 : 大辻永(茨城大学教育学部)
     (6) サイバーフォレストプロジェクトとシステム運用 : 藤原章雄(東京大学農学生命科学研究科)

    15:10-15:30 休憩・展示
      自然環境学スタジオ設備:データーサバーやMA室、Ustream放送ブースなど
      スピーカ展示(ケンウッドのなにか)

    15:30-17:00 セッション2「研究ディスカッション」
     a. 中村和彦(東京大学新領域創成科学研究科)
     b. 小林博樹(北陸先端科学技術大学)
     c. 柳沼広紀(株式会社ケンウッドデザイン)
     d. 石田健(東京大学農学生命科学研究科)
     e. 植田睦之(NPO法人バードリサーチ)
     f. 古橋大地((株)マップコンシェルジュ、東大空間情報センター)
     g. 福本塁(株式会社ウイングベース/NPO法人オープンコンシェルジュ)
     h. 藤枝俊輔(東京大学新領域創成科学研究科ネットワーク室)

    17:00-17:30 来年度の研究の進め方と課題検討

    17:45-19:30 懇親会
     会場すぐ隣のラウンジにて。
     会費2,000円,学生500円
     適宜スタジオ見学や展示も継続かと思います.

    4. 講演者紹介(勝手プロフィールですのでご注意ください)

    (1)以下12名は斎藤馨の一方的メモ(=真の姿ではありませんがご容赦下さい。)

    渡辺隆一:20年を越えるフィルムによる森林フェノロジー観察写真データを今回の科研でデジタル化し公開します。映像による自然観察と、環境教育への活用などについてコメントお願いします。

    岩岡正博:秩父演習林のロボットカメラ映像の現地でのリアルタイムデジタイズや映像圧縮&携帯電話カード伝送、現在は衛星ネットワーク伝送などをやってもらっています。今回の研究での伝送手法等についてコメントお願いします。

    中山雅哉:森林映像を使った遠隔授業で遠隔授業システム構築運用をやっていて、デジタル百葉箱を都内の学校等に設置運用するLiveEプロジェクトでは、秩父演習林や大槌にセンサー調達設定してもらいました。ライブ音配信では配信サーバでお世話になっています。いろいろとコメントお願いします。

    大辻永:茨城大学附属小学校との森林映像を使った遠隔授業でお世話になりました。映像を使った理科教育授業等をやられていて、今回のシステムやデータを使っての自然観察などについてコメントお願いします。

    藤原章雄:サイバーフォレストを定義し実践していて、サイバーフォレストに関わるサーバーの設置、メンテ、ロボットカメラのメンテなどなど。研究全般にコメントをお願いします。

    中村和彦:森林映像でのフェノロジー観察と環境教育利用研究の首謀者と言えるでしょう。

    小林博樹:西表からインターネットライブ音配信を15年以上前に開始し、秩父演習林にライブ音配信技術を持ち込んだ。サウンドスケープや野生動物と人とのインターネットによるインターラクションや、自然情報の芸術化?

    石田健:音声データによる鳥類モニタリングADAM (Acoustic Data for Avian Monitoring)研究を進めており、長年にわたり秩父演習林の大面積プロットでの鳥類を含む動物調査を行なっている.

    植田睦之:鳥類研究を主とするNPOバードリサーチの立ち上げ者。前職は日本野鳥の会。環境省モニタリングサイト1000での鳥類調査を請負、東京大学秩父演習林大面積プロットでの調査も行っている。2011年春に鉄塔ライブ音配信を聞きながら鳥の主の同定を行い、季節と日の出時間などの解析を手がけた。

    古橋大地:GISやジオメディアなどに詳しくもフィールドでの情報取得、インターネット配信などのプロジェクトを企画実施している。Google関連のツールやソーシャルメディアにも詳しい。

    福本塁:学生の時の印象では、爆発的にプロジェクト等進めるような印象ですが、その後はわかりません。また後日紹介します。

    藤枝俊輔:ジェダイのようなroot思想を持っている方です。新領域ネットワーク管理室の環境棟のネットワーク調達以来、サイバーフォレストでのddnsやFreeNAS調達、遠隔授業でも柏キャンパス側のネットワーク設定などでお世話になっています。

    (2)以下2名は中村和彦の一方的メモ(=真の姿ではありませんがご容赦下さい。)

    斎藤馨:動画や音声のインターネット配信とアーカイブによる全球環境感覚の実現を目指す。インターネット黎明期の1995年から動画による森林の記録を始めたその先見の明は、今なお時代のはるか先を見据えている。

    柳沼広紀:日常の生活に森の音を持ち込むために、素材から拘ったスピーカーをデザインした。そこに流れる音は、世界のどこかの森で今まさに鳴っている、リアルタイムの自然音。中村はまだスピーカーを直接拝見していないので、当日の展示が楽しみです。